ここではAzure Storageにあるデータをタスクとして登録する方法を説明します。Azure Storageの設定を行うには、ワークスペースのオーナー権限が必要です。

アプリ登録を作成する

  1. Azureポータルで、[アプリの登録] に移動し、[新規登録] をクリックします。
  2. 以下の各項目を入力し、[登録 ]をクリックします。
  3. [証明書とシークレット] メニューを選択します。
  4. [新しいクライアントシークレット]をクリックし、[説明]に FastLabel ClientSecret 、[有効期限] に任意の期間を指定し、[追加]をクリックします。
  5. 発行されたクライアントシークレットの値を控えておいてください。

Blobの読み取りアクセス許可をアプリに付与する

  1. Azureポータルで、[サブスクリプション]に移動します。
  2. 対象のサブスクリプションをクリックします。
  3. [アクセス制御 (IAM)] メニューを選択し、[追加] > [ロールの割り当ての追加] をクリックします。
  4. 以下の各項目を入力し、[保存] をクリックします。

Azure StorageのCORSを設定する

テキスト、音声のAzure Storage連携ではCORSを設定する必要があります。

  1. ストレージアカウントの設定にある**[リソース共有(CORS)]** を押下します。
  2. Blobサービスに対して設定を行います。
  3. 保存ボタンを押下します。

ストレージ連携の設定をする

  1. [アプリの登録] で、作成したアプリを選択します。
  2. [ディレクトリ (テナント) ID] と [アプリケーション (クライアント) ID] をコピーし、[FastLabelワークスペース] の [ストレージ連携] メニューの [テナントID] と [クライアントID] に貼り付け、[クライアントシークレット]に「アプリ登録を作成する」の手順で控えておいた値を貼り付けます。
  3. [保存] をクリックします。
  4. [連携テスト] をクリックして連携できるかを確認します。

https://files.readme.io/dbf41ba-integrations_azure_01.png

Azure Storageから連携してタスクを作成する

設定が完了したら、タスク作成時にAzure Storageからの連携が利用できるようになります。

Azure Storageから連携してタスクを作成する